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    伝統・習俗

     

    「きつねの嫁入り」行列…下松

    • 門前を練り歩く「きつねの嫁入り」行列
      門前を練り歩く「きつねの嫁入り」行列

     山口県下松市の法静寺・花岡福徳稲荷社一帯で3日、稲穂祭が行われ、キツネの面をかぶった新郎新婦役など「きつねの嫁入り」行列が一帯を練り歩いた。

     江戸時代、同寺住職の夢に白ギツネの老夫婦が現れ、供養を頼まれた。目覚めると、なくしていた数珠が枕元にあり、森ではキツネの亡きがらが見つかったことから手厚く葬った――との伝説に由来する。

     キツネの新郎新婦役は独身の男女が演じるが、誰かは秘密にするのが習わし。新婦役は良縁に恵まれると伝えられている。

     一行は9基のみこしを先頭にスタート。掛け声に合わせて威勢良く進み、門前で大きく回転したり、上下に揺すったりした。

     新郎新婦役は、最後尾の人力車に乗って登場。門前の通りをゆっくりと進むと、沿道に詰めかけた人たちは一斉にカメラを向けていた。

    2018年11月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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