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    伝統・習俗

     

    望東尼の遺徳をしのぶ、詠んだ歌紹介…防府で152回忌

    • 望東尼の遺影に手を合わせる参列者
      望東尼の遺影に手を合わせる参列者

     幕末の女流歌人、野村望東尼ぼうとうに(1806~67年)の152回忌が命日の6日、山口県防府市の大楽寺で営まれ、約80人が参列した。

     望東尼の顕彰団体「防府野村望東尼会」が毎年実施。今年は明治維新150年を記念し、功績を多くの人に知ってもらおうと広く参加を呼びかけた。

     同会の岡本早智子会長が、望東尼が防府で亡くなる直前に詠んだ「冬ごもりこらえこらえてひとときに 花咲きみてる春は来るらし」について紹介。「『できるだけのことはやった。あとは春を待つだけ』との思いがあったのではないか。予見した通り、翌年には明治の世が始まった」と説明した。

     参列者は望東尼の遺影が飾られた祭壇に焼香し、遺徳をしのんだ。

    2018年11月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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