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    博多陥没 通行再開 発生1週間で復旧

    • 復旧工事が完了し、人や車の流れ戻った陥没現場(15日午前9時30分、福岡市博多区で)=久保敏郎撮影
      復旧工事が完了し、人や車の流れ戻った陥没現場(15日午前9時30分、福岡市博多区で)=久保敏郎撮影
    • 陥没した道路。手前にはJR博多駅がある(8日午前7時52分、福岡市博多区で)=山田伸彦撮影
      陥没した道路。手前にはJR博多駅がある(8日午前7時52分、福岡市博多区で)=山田伸彦撮影

     福岡市博多区のJR博多駅近くで起きた大規模陥没事故で、市は15日午前5時、現場の道路の通行止めと周辺のビル3棟で継続していた避難勧告をすべて解除した。24時間態勢で復旧作業にあたり、事故から1週間で通行再開にこぎつけた。

     通行再開後、高島宗一郎市長は今回の事故を改めて陳謝した上で「再発防止策をしっかりしないと市民も安心できない」として、詳しい事故原因の検証を進める考えを強調。陥没による休業などの被害補償については「仮払いなどあらゆる方法を検討する」と述べた。補償の電話相談窓口は15日午後、開設された。

     市は市営地下鉄七隈ななくま線の延伸工事が陥没の原因とし、詳しい事故原因を究明する第三者委員会の設置を国土交通省に打診している。

     事故は8日早朝に発生し、穴は深さ最大約15メートル、幅約27メートル、長さ約30メートルにまで拡大。停電やガスの供給停止など市民生活に大きな影響が出た。今回の復旧工事は通行再開やライフラインの復旧を優先したため、長期使用を想定していない資材も使われており、市などは今後、完全復旧に向けた作業を続ける。

    2016年11月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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