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    新富で地産地消カフェ、「食材の魅力伝えたい」農家と交流商店街活性化へ…永住さん

    • カフェを経営する永住さん
      カフェを経営する永住さん
    • 新富町の野菜をふんだんに使ったカレー
      新富町の野菜をふんだんに使ったカレー

     宮崎県新富町中心部のるぴーモール虹ヶ丘商店街に、「KOYU CAFE(こゆカフェ)」がオープンした。「地産地消」をテーマに、地元の食材にこだわったカレーや飲み物を提供、訪れた人の憩いの場となっている。

     店長は、町出身の永住えいじゅう美香さん(42)。結婚後、夫の転勤に伴い15年間県外で暮らしたが、2016年に家族でUターン。一般財団法人・こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)のスタッフとなり、様々な事業に関わる中で農家と交流。以前は気付かなかったライチなど町産食材の魅力を知った。

     そんな中で、「商店街にカフェがあったらいいのに」という住民の声を聞いた。人と接することが好きでもあり、「食材の魅力を多くの人に伝えたい。カフェがあることを、この町で働きたい、住み続けたいとみんなが思うきっかけにしてもらいたい」と経営への挑戦を決めた。

     こゆ財団も、商店街活性化の一環として物件取得などを支援。永住さんとともに経営戦略を立てた。空き店舗を3か月かけて改装し、スタッフと2人で8月中旬に開店した。

     メニューに地元の食材を多く取り入れた。カレーには、農家から直接仕入れるなどした町産のゴーヤやカボチャ、ピーマンなど7種類の野菜を使用。焼き野菜にして甘みを引き立たせる。

     飲み物はコーヒーのほか、マンゴーなどの季節の果物を使ったジュースやライチティーを用意した。手作りのデザートセットもある。

     町内外から訪れた家族連れや女性グループからは、「こんな場所が町に欲しかった」、「雰囲気がおしゃれ」といった声が寄せられているという。

     今後は季節に合わせた食材を使った新メニューを出していく予定。永住さんは「新富の新鮮な野菜や果物の魅力を知ってほしい。来てよかった、リラックスできたと思ってもらえる場所にしたい」と話している。

     営業は午前11時~午後4時。月曜と第2、4日曜は休み。問い合わせは、こゆカフェ(0983・32・1150)へ。

    2018年09月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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