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    サクランボのリキュール、山形特産と芋焼酎使う…西郷隆盛が縁で2信金開発

    • 鹿児島の芋焼酎と山形のサクランボが使われた「サクランボリキュール」
      鹿児島の芋焼酎と山形のサクランボが使われた「サクランボリキュール」

     鹿児島相互信用金庫(鹿児島市)と鶴岡信用金庫(山形県鶴岡市)は、両県の特産品である芋焼酎とサクランボを使ったアルコール飲料「サクランボリキュール」を発表した。明治維新150年を記念した共同事業で、来年以降の商品化を目指す。

     鶴岡市にあった庄内藩は、1868年の戊辰ぼしん戦争で官軍に激しく抵抗したが、西郷隆盛が寛大な処分を行った。こうした縁から、両信金は今年4月に広域連携を進める覚書を締結。その一環でリキュールの開発を企画し、薩摩川内市の山元酒造が製造した。

     360ミリ・リットルでアルコール度数は8度。発色の良いサクランボの品種「紅さやか」の果汁などを使い、鮮やかな見た目とフルーティーな味わいに仕上げた。今年は1000本を用意し、両信金の関係先に配ったり、顧客に抽選でプレゼントしたりする。一般販売は、サクランボの収穫時期となる来年6~8月以降になる見通し。

     鹿児島相互信金本部で完成披露式が開かれ、関係者らが試飲した。稲葉直寿理事長は「これを機に、北と南で手を組んで地場産品を使った商品開発をしたい」と述べ、鶴岡信金の佐藤祐司理事長は「鹿児島も庄内も『食の都』。協力すれば新たな付加価値が生まれる。(明治維新)150年を大きなきっかけにしたい」と話した。

    2018年11月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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