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    新種の海生魚類化石、天草で発見…白亜紀後期アジア初

    • 新たに確認された新種の魚類化石
      新たに確認された新種の魚類化石
    • 魚類化石の復元図(制作・山本匠)
      魚類化石の復元図(制作・山本匠)

     熊本県天草市などは21日、同市御所浦町の白亜紀後期(約8500万年前)の海底地層から見つかった化石が、魚類「イクチオデクテス目」の新種と確認されたと発表した。海に生息していた同魚類の化石が見つかるのは、アジアでは初めてという。

     発表によると、化石は2012年3月に橋の架橋工事現場で、10個以上が折り重なるように地表に露出していた。同市御所浦白亜紀資料館と北九州市立自然史・歴史博物館などが、共同で研究していた。

     複数の化石で全身を復元した結果、全長は約60センチと推定。海生の同魚類の化石は、中東や南米などで複数の種類が見つかっているが、今回の化石は目から口先までが長いなど特徴が異なるため、新種と判断した。学名は「アマクサイクチス・ゴショウラエンシス」とした。18年7月に英学術誌の電子版に研究成果が掲載された。

     淡水で生息する同魚類の化石は国内でも見つかっていたが、海生が見つかるのは初めて。北九州市立自然史・歴史博物館の籔本美孝名誉館員(魚類学)は「恐竜時代に絶滅した魚類の進化を知る上で重要だ。海生魚類の多様性を示しており、群れで生息していた可能性もある」と話していた。

     化石は22日から、御所浦白亜紀資料館で展示される。

    2018年09月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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