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    「大同窓会」別府振興へ、現役学生がもてなす…来年3月

     大分県別府市の大学や短大の卒業生が集まり、地域の課題を話し合ったり、地元企業との引き合わせをしたりする「別府市学生大同窓会」が来年3月、市内で開かれる。外国人留学生が多いという特性を生かし、国内外で活躍する人材を地域振興につなげようという取り組みだ。

     大同窓会は、市や商工団体などでつくる実行委員会の主催。ビーコンプラザで開くシンポジウム「リトル別府」では、テーマ別の分科会ごとに討論するほか、地元企業のPRコーナーを設け、ビジネスの出会いの場にする。

     市内のホテルを借り切る「同窓会ホテル」では、ボランティアの現役学生らが計32部屋をアレンジしたり、イベントを開いたりして卒業生をもてなす。今後、学生らがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを使い、卒業生の参加を呼びかける。

     市によると、市内では毎年、立命館アジア太平洋大(APU)、別府大と別府大短期大学部、別府溝部学園短大から計約1600人が卒業。うち約半数が外国人留学生で、これまで約140か国・地域の学生が別府で過ごしたが、卒業生の多くは県外や海外に就職しているという。

     このため、様々な国や分野で経験を積んだ卒業生たちに別府へ「里帰り」してもらい、地元企業や学生たちと交流することで、観光振興や雇用促進などにつなげようと今回の取り組みを企画した。卒業生の市内での起業や定住促進も狙っている。

    2018年10月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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