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    実習船・熊本丸、ハイブリッド化…苓北で引き渡し式

    • 富岡港に接岸した第5代の熊本丸
      富岡港に接岸した第5代の熊本丸

     熊本県立天草拓心高マリン校舎(苓北町)が運用する県の水産実習船、第5代・熊本丸(495トン)が新造され、母港の富岡港(同)で引き渡し式があった。

     同高には県内唯一の水産系課程がある。1999年に配備された第4代が老朽化し、宮城県石巻市の造船会社「ヤマニシ」(長倉清明社長)が2017年6月から建造していた。

     新船は全長55・8メートル、幅10メートル、定員48人。電子海図など最新機器を搭載している。通常はディーゼルエンジンを使うが、非常時には自家発電でモーターでも航行できるハイブリッドシステムを導入した。

     昨年12月25日の式は新船の操舵そうだ室で行われ、長倉社長(65)が「末永くお使いください」と県の担当者に引き渡し証を手渡した。同社から富岡港まで新船を運航してきた山下孝典船長(55)は「横揺れを減らす装置が付いており、乗りやすい。陸上への電力供給も出来るようになり、災害時の支援船としても活躍できる」と話していた。4月中旬には生徒を乗せて航海に出る。

    2019年01月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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