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    大分県が目視外ドローン実験、山間地宅配…来年1月から

     大分県は来年1月から、同県佐伯市の山間地で、目視外飛行による小型無人機「ドローン」を使った宅配の実証実験を始める。国土交通省の運用ルール改正方針を受け、実施する。県は「買い物弱者対策でドローン宅配を実用化し、西日本随一のドローン拠点を目指す」としている。

     現在の航空法に基づく運用ルールでは、ドローンの飛行には、操縦者か、補助者による目視での監視が定められている。国交省は運輸業界の人手不足などを背景に、▽高度150メートル以上を飛ばない▽道路や住宅など人がいる場所の上空を飛ばない――など一定の条件を満たせば、目視できる範囲外での実験飛行を認める方針を示している。

     大分県は事業者を公募し、大分市のドローン製造・販売企業「シーアイドローン」を選んだ。同社の計画では、佐伯市内のスーパーを約3キロの日用品を積んで離陸。携帯電話の通信網を活用した自動運転で高度約130メートルを秒速10メートルで飛行し、約3キロ離れた集落まで約7分で配達する。操縦者は荷物を落下させた場合などの緊急時に対応する。

     同県は、今年3月にも佐伯市の山間地で砂糖や米、菓子を積んで約830メートル先の公民館に届ける目視飛行での実験を実施している。

    2018年08月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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