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    福岡マラソン期待盛況 大会まで半年

    • 「大会出場を目指す初心者にアドバイスすることも多い」と話す田中店長

     1万人のランナーが天神の街や豊かな自然の中を駆け抜ける「福岡マラソン」まで、あと半年余り。参加申込者数がすでに定員を超える盛況ぶりだ。陸上競技用品専門店では、大会に向けてシューズを購入する初心者が訪れるなど、マラソン・ジョギング愛好者の拡大も期待される。

     フルマラソンは、11月9日午前8時20分に天神交差点をスタート。福岡タワーを眺めながら走り、「生の松原」や「二見ヶ浦」など福岡、糸島両市の名所を巡る。制限時間は7時間を予定しており、高低差は最大でも約30メートルと走りやすいコース設定だ。

     両市などでつくる実行委によると、フルマラソンの定員1万人のうち、両市民への優先枠を1000人分設けたが、受け付けを始めて1時間20分で申込者数が1000人を突破。優先枠への応募は最終的に1万1639人にのぼった。

     優先枠の抽選で漏れた人は、一般の申し込み分として再抽選される。ただ、一般申し込み分も2日午後1時現在で、2万5448人。5キロのコースを走る「ファンラン」も2219人(定員2000人)が申し込んでいる。福岡市の竹中菊博・スポーツ事業課長は「ここまで多いとは予想していなかった」と明かす。

     また、警備計画や仮設トイレ設置場所の検討、ランナーの荷物搬送用トラックの手配などの準備も進む。実行委は夏頃までに警備計画を策定し、沿道の家庭に交通規制時間などを説明して理解を求めていく。

     一方、色とりどりのシューズやウェアなどが並ぶランニング用品専門店「ランザローテ」(福岡市中央区)では、コースや大会要項が公表された2月頃から、大会参加を目指し、シューズを買いに訪れる客が増えたという。4月に初心者を対象にした「福岡マラソン完走プログラム」を企画したところ、定員20人を超える約30人の応募があった。

     田中浩之店長(47)は「大会をきっかけにランニングに親しみ、体力作りなどに役立ててもらえれば」と話している。

    2014年05月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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