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    被災者「不安大きい」…九州・山口

     九州・山口では10日午後6時現在、避難指示が31世帯68人、避難勧告が62世帯98人に出ており、避難所に身を寄せたり、暑い中で片付けに追われたりしている被災者からは先行きや体調への不安が聞かれた。

     住宅の裏山が崩れ、被害が拡大する恐れがあるため、避難指示が出ている福岡県川崎町安真木あまぎの安宅地区では、安宅交流センターに約20人が避難。大半が高齢者で、日中は自宅や病院で過ごして、夜はセンターで寝泊まりしているという。

     知京鶴実ちきょうつるみさん(76)は「エアコンがあるので、何とか暑さはしのげている。避難所での生活がいつまで続くのか先が見えず、不安は大きい」と漏らす。

     この日は、隣の添田町で今年最も高い気温33・8度を記録。汗を拭いながら、土砂が流れ込んだ自宅の片付けや清掃をする被災者の姿も見られた。

     義父宅の敷地にたまった土砂を川崎町職員約10人とスコップでかき出す作業を行った同県嘉麻市の重藤成年しげとしさん(65)は「1人ではどうしようもなかったので助かったが、暑さが厳しく、熱中症が心配だ」と話していた。

    2018年07月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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