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    沖縄知事選与野党対決、辺野古移設問う…4氏立候補

    • 出陣式で支持を求める佐喜真氏(13日午前、那覇市で)
      出陣式で支持を求める佐喜真氏(13日午前、那覇市で)
    • 第一声を上げる玉城氏(13日午前、沖縄県伊江村で)
      第一声を上げる玉城氏(13日午前、沖縄県伊江村で)

     翁長雄志おながたけし氏の死去に伴う沖縄県知事選が13日、告示され、いずれも無所属の新人4人が立候補した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画の是非が主な争点となる。政府・与党などが支援する前宜野湾市長の佐喜真淳さきまあつし氏(54)(自民・公明・維新・希望推薦)と、共産、社民両党などが支える自由党幹事長で前衆院議員の玉城たまきデニー氏(58)による事実上の一騎打ちで、移設を巡って与野党が対決する構図となった。30日に投開票される。

     日米両政府が普天間飛行場の返還に合意した1996年以降、知事選は6回目。

     政府は昨年4月、埋め立て海域で護岸建設に着手したが、県は今年8月に移設先の埋め立て承認を撤回した。工事は中断しており、選挙結果によっては今後の移設計画の進捗しんちょくに影響を与えそうだ。

     佐喜真氏は地元・宜野湾市での街頭演説で、「沖縄の未来のため普天間飛行場を返還させる。それができるのは私しかいない」と訴えた。選挙戦初日は移設の是非について触れず、経済や福祉政策に関する主張に比重を置いた。

     玉城氏は辺野古でマイクを握り、「新基地建設は認めず、工事は絶対断念させる」と声を張り上げた。翁長氏がスローガンとした「イデオロギーよりアイデンティティー」に言及し、「後継」をアピールした。観光戦略なども主張した。

     自民党は幹部を相次いで沖縄入りさせ、公明、維新とともに組織戦で佐喜真氏を支援する。一方、玉城陣営は政党色を抑えるよう各党に求め、翁長氏の「弔い合戦」を強調している。

     玉城氏は知事選への立候補に伴い、衆院議員(沖縄3区)を自動失職した。

     有権者数は12日現在で115万8569人(男56万4791人、女59万3778人)。

              ◇

    佐喜真さきまあつし54 無新 (元)宜野湾市長〈自〉〈公〉〈維〉〈希〉

    玉城たまきデニー 58 無新 (元)衆院議員

    渡口とぐち 初美はつみ 83 無新 (元)那覇市議

    兼島かねしま しゅん 40 無新 (元)IT会社社員

    (届け出順、〈〉は推薦政党。(元)は前職を含む)

    2018年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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