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    大濠花火来年から取りやめ、西日本新聞発表「安全確保が困難」

    • 取りやめが決まった大濠公園の花火大会(8月1日、福岡市中央区で)
      取りやめが決まった大濠公園の花火大会(8月1日、福岡市中央区で)

     西日本新聞社(福岡市)は14日、福岡市の夏の風物詩として知られる「西日本大濠花火大会」を来年以降は開催しないと発表した。同社が同日付朝刊で掲載した。観覧者の安全確保が難しくなったことが理由という。

     同社によると、大会は1949年に始まり、例年、福岡市中央区の大濠公園で開催している。市内の人口増や交通網の発達により、同公園やその周辺では近年、40万人を超える人出が続いていたという。

     今夏は8月1日に行われ、観覧者は約43万人。猛暑の影響もあり、クーラーのきいた建物の中などにいた観覧者が、開始に合わせて一気に園内に殺到。周辺道路に人があふれ、緊急車両の通行が妨げられる恐れもあった。事故が起きる懸念が増し、同社は来年以降の取りやめを決めたという。西日本新聞社広報部は「数年来、観覧者や周辺の安全確保の議論を重ねてきたが、大会の実施は困難と判断した。長年にわたり、大会を愛してくださった皆さまに心より感謝を申し上げる」とコメントした。

    2018年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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