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    森林伐採跡地を宮崎県が調査、台風で土砂崩れ受け

    • 土砂崩れが起きた傾斜地の伐採跡地。手前は押し倒されたブロック塀(4日、宮崎市高岡町で)
      土砂崩れが起きた傾斜地の伐採跡地。手前は押し倒されたブロック塀(4日、宮崎市高岡町で)

     宮崎県は台風24号の大雨を受け、災害の恐れがある森林伐採跡地の調査を始めた。今月末までに結果をまとめ、危険性が確認された場合は伐採業者や土地所有者に対策を取らせるよう市町村に求める。

     県によると、台風24号が接近した先月30日、宮崎市高岡町の傾斜地にある伐採跡地で土砂崩れが発生。土砂とともに丸太が流れ落ち、跡地下の住宅のブロック塀を押し倒した。

     県は昨年9月から災害の恐れがある伐採跡地を市町村を通じて調査。先月の土砂崩れ現場を含む10か所で危険性があると判断している。今回、改めて市町村に調査を依頼し、他にも危険な場所があれば報告するよう求めている。

     県は杉素材(丸太)の生産量が27年連続で日本一。国産材需要の高まりから伐採量は増え続けていて、急斜面で伐採が行われるケースも確認されているという。県森林経営課は「災害が発生しないように配慮した伐採を指導していきたい」としている。

    2018年10月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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