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    松橋事件即日結審へ、2月8日に再審初公判

     1985年に熊本県松橋まつばせ町(現・宇城うき市)で男性が刺殺された「松橋事件」で、殺人罪などで服役した宮田浩喜こうきさん(85)の再審公判に向けた熊本地裁、熊本地検、弁護団による第2回3者協議が11日、同地裁で開かれた。弁護団によると、再審第1回公判を2月8日に開き、即日結審することで3者が合意したという。

     弁護団が協議後、熊本市内で記者会見を開き、協議内容を説明した。

     昨年12月の第1回3者協議では、2月8日に再審第1回公判を開く方向で調整。その後、地検と弁護団が公判の早期実施と即日結審に協力するとの意見書を地裁にそれぞれ提出した。地裁は早期実施に向けて日程調整をしたが、準備が間に合わず、スケジュール調整ができなかった。地検は自白調書を取り調べるよう求めていたが、地裁は「自白調書は証拠採用しない方向」との意向を示したという。弁護団は「即日結審で合意できたことは評価したい」としている。

     再審公判を巡っては、地検が殺人罪について有罪主張しない方針を示しており、宮田さんの再審無罪は確実になっている。

    2019年01月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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