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    祭り・催し

    御船山楽園光が彩る夜、デジタルアート展にぎわう…武雄

    • 鮮やかな光線が映える池
      鮮やかな光線が映える池
    • 咲いては散る花々を岩に照らした作品
      咲いては散る花々を岩に照らした作品
    • カラフルな光で照らされた木々
      カラフルな光で照らされた木々
    • 巨岩に滝が流れる景色を表現した作品
      巨岩に滝が流れる景色を表現した作品

     佐賀県武雄市の御船山楽園で、約50万平方メートルの敷地を舞台にしたデジタルアート展「かみさまがすまう森」が開かれている。約170年前に造られた庭園が最新の技術で彩られ、訪れたカップルや家族連れらが幻想的な世界に浸っている。

     夜のとばりが下りた庭園で、池の上に鮮やかな光線が輝き、森では巨岩に下り落ちる滝が姿を現す。「プロジェクションマッピング」と呼ばれる技術で、野外の水面や岩に映像を投影している。人を感知すると、ピンクやブルーのライトが木々を照らす空間もあり、計17のアート作品が園内を染める。

     数学者やプログラマーらが集まったデジタルアート集団「チームラボ」(東京)が、園の運営会社から依頼されて毎年夏に企画し、今年で4回目。7月19日から始まり、今月7日までに約5万3000人が訪れるにぎわいを見せている。

     御船山楽園は、佐賀藩武雄領主の鍋島茂義(1800~62年)が江戸時代後期の1845年に築いた。御船山の断崖を借景にした造りで知られ、国の登録記念物に指定されている。

     デジタル技術を駆使した夜の空間に、運営会社の小原嘉久代表(43)は「茂義公も驚く、新しい自然ので方です」と笑顔を見せる。

     10月28日まで。午後6時~10時半(10月1日以降は午後5時半から)。入場料は大人1200円、中高生800円、小学生以下無料。問い合わせは同園(0954・23・3131)へ。

    2018年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    よみうりSPACEラボ