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    天神・博多

    水素トラック天神走る、初の公道実証実験

     福岡市などは10日、水素で走る「燃料電池トラック」を公道で走らせる実証実験を始めた。同市などによると、燃料電池トラックを公道で走らせるのは全国初の取り組み。12月末にかけて、同市・天神地区を中心に走行し、技術の応用や実用化の可能性を探る。

     水素で発電してモーターを回して走る燃料電池車(FCV)は走行中に二酸化炭素などを出さないことから「究極のエコカー」と呼ばれ、既に実用化されている。トラックは車両開発が遅れており、環境省が同市など3者に実証実験を委託した。事業費の総額は約5億5000万円。

     車両は、車の研究開発会社「東京アールアンドデー」(東京)が開発。ディーゼルトラックを改造し、高圧水素タンクや燃料電池を搭載している。

     市中部水処理センターの下水処理の工程で製造した水素を供給。初日は、運送会社「天神地区共同輸送」(福岡市)が複数のオフィスへ書類や資材の段ボールを配達した=写真、久保敏郎撮影=。

    2018年10月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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