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    美術館・博物館

    自己見つめ直す写真、国際結婚で生まれた50人顔と質問…オランダ在住の写真家企画

    • 各地で撮影した50人の顔写真が並ぶ会場
      各地で撮影した50人の顔写真が並ぶ会場
    • インタビューするミヤザキさん
      インタビューするミヤザキさん

     オランダ在住で、佐賀市出身の父親とベルギー人の母親を持つ写真家、テツロー・ミヤザキさん(40)による企画展が、佐賀市呉服元町のオランダハウス(旧佐賀銀行呉服町支店)で開かれている。日本人と外国人の間に生まれた50人の顔写真とアイデンティティー(帰属意識)への問いかけなどを紹介している。26日まで。

     オランダハウスを拠点にクリエイターが滞在し、住民と交流しながら創作活動に取り組む「アーティスト・イン・レジデンス」の一環。

     ミヤザキさんはこれまで「ワールドカップではどっちを応援するの」などと、出自について考えさせられる質問を受けることが多かったという。自己を見つめ直し、アイデンティティーを探る一環として、2016年から両親のいずれかが日本人である約120人にインタビューし、撮影してきた。

     会場には50人の顔写真と「『どちらの出身ですか?』という質問にはどのように答えますか」「クラスメートと仲良くなるために、先生はどういう手助けができると思いますか」「両親それぞれのルーツを知ることは、自分のアイデンティティーを確立するために重要ですか」といった質問が並ぶ。ミヤザキさんは「来場した人に考えてもらえるとうれしい」と話している。

     17日には会場でもインタビューが行われた。19日は映画上映(午後2時半~4時)やパネルディスカッション(午後4時~5時)がある。問い合わせ、申し込みはオランダハウス(090・7463・1608)へ。

    2018年08月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    よみうりSPACEラボ