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    雷切丸くん人気全国1位、ネット初挑戦で快挙…柳川・立花家史料館キャラ

    • 全国1位に輝いた「雷切丸くん」(イラスト)
      全国1位に輝いた「雷切丸くん」(イラスト)
    • 立花家史料館に収蔵されている「雷切丸」(いずれも立花財団提供)
      立花家史料館に収蔵されている「雷切丸」(いずれも立花財団提供)

     福岡県柳川市新外町の立花家史料館のキャラクター「雷切丸らいきりまるくん」が、美術館や博物館のキャラを対象としたインターネットの人気投票「ミュージアムキャラクターアワード2018」で全国1位に輝いた。立花家の家祖・戸次べっき道雪どうせつの愛刀「雷切丸」にちなんだキャラで、初挑戦での快挙。同館は「想定外」と驚いている。

     雷切丸は、道雪がある夏の日、愛刀「千鳥」で雷を斬ったことから、この名に改められたとされ、同館に収蔵されている。刀剣の化身というキャラは、歴史上の人物をわかりやすく明るい絵で描くことで知られる横浜市在住のイラストレーター大久保ヤマトさんの手によって2015年12月に誕生し、SNSなどで発信している。

     さらに昨年12月、柳川市の高校3年生で公益財団法人立花財団(柳川市)と芸能契約を結ぶ山川源太さんが、雷切丸くんをモチーフにした「2・5次元キャラ」として活動を開始。同館での解説のほか、九州各地でイベントにも出演し、ファンがいるほど人気が上昇しているという。

     アワードは9回目で、全国から最多の71のキャラが参加。7月24日~9月6日の投票期間中に8559票を集めた。植野かおり館長は「10位以内に入ればいいと思っていた」と驚く。

     市などは戦国武将の初代柳川藩主・立花宗茂と妻の●千代ぎんちよ(●は門がまえに言)を主人公としたNHK大河ドラマの招致活動に力を入れている。植野館長は「大河ドラマ実現を願う人、山川さんを応援したいという人が増えていることや、日本刀ブームの影響もあるのかも」と「勝因」を分析している。

     受賞セレモニーが今月20日、同所の柳川藩主立花邸御花で開かれ、山川さんらも参加する。予約・申し込みは不要で、入園料が必要。問い合わせは同館(0944・77・7888)へ。

    2018年09月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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