文字サイズ

    美術館・博物館

    幕末久留米藩に焦点、戊辰戦争・志士テーマに紹介…有馬記念館

    • 錦絵「当世武勇伝 土田清摩」(久留米市提供)
      錦絵「当世武勇伝 土田清摩」(久留米市提供)
    • 絵はがき「戊辰役従軍兵士」(久留米市提供)
      絵はがき「戊辰役従軍兵士」(久留米市提供)

     幕末の久留米藩にスポットを当てた企画展が、福岡県久留米市篠山町の有馬記念館で開かれている。久留米藩の志士や、戊辰戦争に従軍した藩兵にまつわる書状や写真など44点を紹介している。来年1月7日まで。

     有馬家が久留米に入城して400年となる2021年に向けた「大名有馬家臣団」シリーズの第3弾。今回は、明治維新から今年が150年となった節目に合わせた内容とした。

     展示は二つのテーマで構成。「久留米藩の戊辰戦争」では、新政府軍についた久留米藩の上野戦争から箱館戦争に従軍した記録、錦絵や絵はがき、長州藩の奇兵隊を模して組織した「応変隊」にまつわる資料などを展示している。

     「幕末維新の志士たち」では、幕末の久留米藩や日本の行く末を模索した人物に焦点を当て、尊王攘夷じょうい派の真木和泉や水野正名らを取り上げている。

     企画展を担当した市文化財保護課の穴井綾香さんは「久留米藩の中にも色々な考え方があり、激動の時代を生き抜く人、道半ばで敗れてしまう人がいた。一つ一つの資料から感じてほしい」と話した。

     関連イベントとして、元同課長の古賀正美さんを講師に「久留米城とその城下町」と題した講演会が18日午後1時半、市生涯学習センター(えーるピア久留米)で開かれる。定員72人(先着順)で無料。

     開館は午前10時~午後5時で火曜、年末年始(12月28日~来年1月1日)は休館。一般200円、高校生以下無料。

     問い合わせは有馬記念館保存会(0942・39・8485)へ。

    2018年11月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    よみうりSPACEラボ