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    鉄道・運輸

    八代―天草間に高速船、クルーズ船客誘導…8月から実証実験

     九州運輸局は12日、八代海を挟んで向かい合う熊本県の八代市と天草地域を、高速旅客船(19トン、旅客定員59人)で結ぶ実証実験を行うと発表した。官民連携の観光振興策で、8月から12月までに計8日間の運航を予定している。八代港に寄港する大型クルーズ船の乗客を、イルカウォッチングやシーカヤックなどが楽しめる天草地域に誘導する狙いがある。

     八代港には2017年、65隻のクルーズ船が寄港しており、20年には22万トン級の大型船が接岸可能な岸壁も完成する。八代と天草地域は直線距離で約7キロだが、航路はなく、車での移動は片道1時間半以上かかる。

     高速旅客船は「シークルーズ」(上天草市)が就航させ、八代港と、天草・松島地区の前島港(同)間を片道約30分で移動できる。運航日は両港間を4往復する。8月20日の運航開始を予定しており、運賃は片道1000円。

     シークルーズなどは、実証実験が好調であれば、定期航路化を検討する。

    2018年06月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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