文字サイズ

    行楽・観光

    猛獣2年半ぶり帰還、ウンピョウなど3頭…熊本市動植物園

    • 熊本市動植物園に戻ったユキヒョウ
      熊本市動植物園に戻ったユキヒョウ

     熊本地震で獣舎が損壊した熊本市動植物園で22日、県外の動物園などに預けていたライオンやトラなど猛獣5頭の帰還が始まった。全面開園に合わせて一般公開する予定で、同市動植物園は「猛獣の姿を見て、被災者に元気になってほしい」としている。

     同園によると、地震で獣舎のおりが傾き、隙間ができるなどしたため、2016年4月下旬に5頭を県外に避難させた。5頭は、福岡市動物園のウンピョウ2頭、大牟田市動物園(福岡県大牟田市)のユキヒョウ、九州自然動物公園アフリカンサファリ(大分県宇佐市)のライオン、到津の森公園(北九州市)のアムールトラ。

     この日はウンピョウ2頭とユキヒョウがトラックで運ばれた。熊本市動植物園の職員が、猛獣の入ったゲージを獣舎に横付けし、中に入れた。猛獣は、落ち着きがなく動き回るなど約2年半ぶりの帰還に緊張している様子だった。同園の岡崎伸一園長(59)は「元気に帰ってきてくれてホッとした。大切に飼育してもらい、感謝している」と話した。

     23日には、ライオンとアムールトラが帰る。うちライオンの「サン」(雄)は結婚相手として雌の「クリア」を連れ帰る。

     熊本市動植物園は現在も、地震の影響で土日、祝日のみ一部エリアを開園している。

    2018年10月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    よみうりSPACEラボ