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    G走塁意識改革、リード大きく果敢に本塁へ

    • 2、3塁間に引かれた白線を目安にリードする2塁走者の田中貴(9日の紅白戦で)。12日も同様の練習が行われた
      2、3塁間に引かれた白線を目安にリードする2塁走者の田中貴(9日の紅白戦で)。12日も同様の練習が行われた

     【巨人宮崎キャンプ=12日】紅白戦が、二塁と三塁の間に2本の白線が引かれて、行われた。離塁した二塁走者が、投手が投球動作に入った後に、さらに三塁方向にステップする「第二リード」の目安だ。二塁から1本目の白線は全員向け、2本目は足の速い選手向けで、右足で越えるのが目標だ。少しでもリードを大きくし、単打で本塁にかえる確率を上げようとの試みだ。

     三回、二塁打で出塁した小林が2本目の白線を越えた。足の速くない小林の積極性は、チーム全体で走塁意識を高めようとしている象徴と言える。次の投球で飛び出してけん制死となったが、井端内野守備走塁コーチは、「(次の塁に)行こうと思ってアウトになっても、とがめない。(萎縮いしゅくして)次から行けなくなるから」と語った。

     2本の白線は最初の紅白戦となった9日も引かれ、第二リードに対する意識を共有した。このほか、投手が投げた瞬間、カーブなど変化球と分かった場合、さらにリードを広げて暴投や捕逸に備えるといった練習もあった。小林は「練習ではできている」と話し、高橋監督も「一歩違えば(本塁で)アウト、セーフが変わってくる。意識を高く持って選手もやってくれている」と評価している。

     昨年は広島と総得点で200点差がついた。「走塁意識を高めないとこの差は簡単に埋まらない」と大西外野守備走塁コーチは指摘する。打力だけでなく、得点をもぎ取る意識改革が進んでいる。

    2018年02月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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