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    「トップ選手育てたい」B1福岡・加納元選手、強化部長に

    • 引退会見で「今後も福岡のために力を尽くしたい」と抱負を語った加納督大(7月30日)
      引退会見で「今後も福岡のために力を尽くしたい」と抱負を語った加納督大(7月30日)

     バスケットボール・福岡のB1昇格に貢献した加納督大まさひろ(34)が現役を引退し、1日付でクラブの育成強化部長に就任した。小学生らを対象としたスクールの指導者やトップチームのスカウトとして、第二の人生のスタートを切った。

     福岡県那珂川町出身で、福岡・福翔高、九産大を経て2007年、bjリーグへ新規参入した福岡に入団した。12~13年シーズンの準優勝には、高い守備力を誇るガードとして貢献。14年に滋賀へ移籍したが、16年のBリーグ発足時に3部スタートとなった福岡を見かね、「お世話になった人たちの役に立てれば」と帰郷した。

     2シーズンでB1昇格を見届け、「最高の形で区切りがついた」とユニホームを脱ぐと決めると、フロント入りの打診を受けた。クラブは、選手のセカンドキャリアのモデルとしての役割を期待。実際、加納も現役の時は引退後の生活設計をほぼ考えられなかったといい、「コート以外で、今の自分にどれほどの仕事ができるかは分からない。でも、色々なことに挑戦したい」と意気込む。

     クラブの運営するスクールは現在、福岡県内に2校あるが、生徒はわずか十数人。この規模を拡大し、収入につなげていくことが、新部長の当面の任務となる。「地域でのクラブの知名度はまだまだ低い。頑張って生徒を増やし、将来、トップチームで活躍できる選手を育てたい。それが人気にもつながるはず」。大きな夢に向かって、新たな一歩を踏み出した。

    2018年08月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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