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    JFC宮崎、JFL昇格挑む

    • 紅白戦で競り合うJFC宮崎の選手たち
      紅白戦で競り合うJFC宮崎の選手たち

     第46回九州サッカーリーグ(4~9月、10チーム)で「J・FC MIYAZAKI」(JFC宮崎、宮崎市)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。新たにチームに加わったJリーグ経験者が活躍し、チームの意識改革が進んだ。11月に島根県などで行われる日本フットボールリーグ(JFL)昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグへ向け、練習に熱を入れている。

     チームは優勝を目指して今シーズンに入ったが、序盤で敗戦し、厳しいスタートとなった。第6節で海邦銀行サッカークラブ(沖縄県)にPK戦で敗れた際、MFの佐野裕哉主将(36)が選手を集め、「優勝するには、一つも負けるわけにはいかない」と鼓舞した。

     MFの高橋健哉選手(26)は「開幕前から得点王は狙っていたが、自分の成績よりもチームのために得点を挙げるという意識に変わった」と振り返る。勝つために選手がそれぞれの役割を考えるようになった。

     チームは第7節から12連勝で優勝を決めた。与那城ジョージ監督(67)は「選手一人一人が話し合いながらプレーした。その結果が優勝につながった」と話す。高橋選手は13ゴールで得点王に輝いた。

     サッカーJ1・川崎フロンターレに所属した経験があるFWの黒津勝選手(36)が加入したことも好影響を与えた。「選手全員がサッカーを上手になろうと必死に練習している」とチームの雰囲気を気に入り、若手にこれまでの経験を伝えて底上げに貢献した。

     2014年に発足したJFC宮崎は専用グラウンドを持たず、宮崎市内などのグラウンドを転々としながら練習している。選手の多くは午前中に練習をして、午後はスポンサー企業で働いている。

     県内のホンダロックSC、テゲバジャーロ宮崎が戦うJFLに昇格するには、チャンピオンズリーグで上位2チームに入ることが条件の一つ。この目標に向かい、チームは調整を続けている。

     宮崎市清武町の加納公園グラウンドで練習が行われた9月28日、選手たちはパス練習や紅白戦を行い、連携を確認した。与那城監督は「速いテンポでパスを確実に回していく練習を重点的に行っている。しっかり調整して、チャンピオンズリーグを勝ち抜きたい」と力を込めた。

    2018年10月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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