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    スポーツ総合

    セ・パ優勝監督が佐賀に里帰り、地元ファン健闘たたえる

     プロ野球のセ・パ両リーグで優勝した広島カープの緒方孝市監督(50)と埼玉西武ライオンズの辻発彦監督(60)が佐賀県に里帰りし、郷土のファンらが健闘をたたえた。ともに日本一を逃した両監督に対し、地元では日本シリーズでの同郷対決実現への期待が膨らんだ。

    ◆広島・緒方監督「日本一を」

    • 鳥栖市職員らから祝福される緒方監督
      鳥栖市職員らから祝福される緒方監督

     鳥栖市出身の緒方監督は1987年に鳥栖高から広島に入団し、現役時代は3年連続で盗塁王に輝くなど活躍。コーチを経て2014年に監督に就任した。昨季は球団史上初のセ・リーグ3連覇を成し遂げたが、日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスに敗れた。

     緒方監督は7日、鳥栖市役所を訪問。市庁舎前に到着すると、多くの市職員が拍手で出迎え、広島のユニホーム姿の職員から花束を贈られた。その後、橋本康志市長らと面談。昨年7月の西日本豪雨に触れ、「被害に遭われた方に元気になってもらおうと、チームの士気が高まった」と振り返った。

     緒方監督は面談後、「今シーズンもリーグ優勝し、そして日本一を勝ち取りたい」と意気込みを語った。

     現役時代から続ける恒例の少年野球教室は20日に鳥栖市民球場で開く予定。「子どもたちがプロ選手と触れ合い、野球の楽しさを感じてほしい」と期待を寄せた。

    ◆西武・辻監督「諦めない」

    • 今季の意気込みを語る辻監督
      今季の意気込みを語る辻監督

     小城市出身の辻監督は、佐賀東高から日本通運を経て1984年に西武に入団。現役引退後は中日ドラゴンズの二軍監督などを務めた。

     西武の監督に就任して1年目の2017年にパ・リーグ2位となり、昨季は開幕から8連勝するなどし、1度も首位を譲ることなく、球団10年ぶりとなるリーグ優勝を果たした。

     辻監督を囲む新春パーティーが7日夜、佐賀市大和町のホテル龍登園で開かれ、後援会(平松克輝会長)のメンバーやファンら約260人が参加。野球の日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督らも出席した。平松会長が「リーグ優勝という大変なお土産を持って帰って来てくれた。来年は日本一になって帰って来てほしい」と激励した。

     辻監督は昨季を振り返り、「9月のソフトバンクとの連戦前は眠れなかった。(ソフトバンクが)負けないので苦しかった」と当時の心境を明かした。また、「選手たちは日本シリーズに行けなかった悔しさを持って戦ってくれると思う。今年は厳しい戦いになると思うが、最後まで諦めずに頑張りたい」と意気込みを語った。

    2019年01月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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