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    Jリーグ

    トーレスJ初ゴール…J1鳥栖

    • 86分、鳥栖のトーレスがゴールを決め、アシストした福田と抱き合って喜ぶ=大野博昭撮影
      86分、鳥栖のトーレスがゴールを決め、アシストした福田と抱き合って喜ぶ=大野博昭撮影

     鳥栖3―0G大阪(26日・ベアスタ) ともに下位に沈むG大阪との直接対決。勝ち点3が欲しい一戦で、鳥栖の元スペイン代表・トーレスが別格の輝きを放った。

     0―0で迎えた48分、冷静なワンタッチパスで小野の先制点を演出すると、59分には相手の注意を引きつけてラストパスを送り、金崎の移籍後初得点をアシスト。極めつきは86分、福田からの右クロスに頭から飛び込んでリーグ戦初ゴール。全得点に絡む活躍に「今日は完璧だね」と満足げに笑った。

     7月に加入後、なかなか結果は出なかった。だが、誰よりも早くクラブハウスにやってきて全体練習の前にウェートトレーニングなどを欠かさず、練習で仲間がパスミスをしても笑顔で励ました。ワールドクラスの名手にもかかわらず、連係を深めるために自ら歩み寄った。この夜の1得点2アシストは、背番号「9」が日本のサッカーに適応するために積み重ねてきた努力の結晶に違いない。

     22日の天皇杯に続き、トーレスの得点をアシストした福田が「疲れている状況であのスペースを見つけ出すのはワールドクラス。彼を生かすも殺すも、僕ら次第」と言えば、「もっとチームは良くなる。まだまだゴールできる」とトーレス。残留争いからの脱出に向けて、はっきりと光が見えた。

    2018年08月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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