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    Jリーグ

    J1九州対決、鳥栖制す

    • 60分、鳥栖・原川(手前)がゴールを決める
      60分、鳥栖・原川(手前)がゴールを決める

     第31節の2試合が行われ、札幌は仙台を破って3位に浮上。J1残留を争うチーム同士の対戦は、鳥栖が長崎に競り勝った。

    ◆原川執念のゴール

    鳥栖1―0長崎(4日・ベアスタ) 鳥栖のキャプテンマークを託されたトーレスは、この九州ダービーを「決勝戦のよう」と表現した。互いにJ1残留を左右する大一番は、勝利への執念がこもったゴールで鳥栖が競り勝った。

     決勝点は60分。趙東建チョドンゴンがDFに競り勝ってクロスに合わせ、ヘディングシュート。原川がそのこぼれ球を相手GKとぶつかりながら頭で押し込んだ。原川は「この試合で来年が決まると言ってもおかしくないと思っていた」と、試合にかけたチーム全員の思いを代弁した。

     GK権田は決定的なピンチで、ことごとく抜群の反応を見せてセーブ。トーレスも献身的に守備にも走り、長崎の反撃を封じた。「鳥栖みたいなチームが、ここで体を張れなかったらダメ」と権田。暫定15位に浮上し、弾みがつく1勝に違いない。

    ◆残留争い長崎苦杯

    残留への大一番を落とし、長崎の主将・高杉は「力不足」と唇をかんだ。前半は組織的かつ激しい守備でプラン通りの0―0。だが、先制点を狙って中村慶と鈴木を投入しようとしたところで失点し、シナリオが崩れた。「何年やっても(交代のタイミングは)難しい」と高木監督。降格圏外の15位に浮上した鳥栖と勝ち点7差に広がったが、鈴木は「最後の笛が鳴るまで戦い続ける」と前を向いた。

    2018年11月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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