[装]ミニ財布 手のひらサイズ…形、素材に工夫 遊び心も

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 手のひらに収まるほど小さな財布が人気だ。キャッシュレス化が広がり、コンパクトな品を求める人が増え、形や素材の工夫が進んでいる。春に買う財布は「張る(膨らむ)」に通じて金運を呼び込むという説もある。新しい財布で春を迎えたい。

 

多彩なデザインの小さな財布(高島屋新宿店で)=園田寛志郎撮影
多彩なデザインの小さな財布(高島屋新宿店で)=園田寛志郎撮影

 高島屋新宿店(東京)の財布・小物売り場では、「ミニ財布」などと呼ばれる極小財布を約20種類取り扱っている。2年ほど前から、海外の有名ブランドが極小のハンドバッグを相次いで発売しており、日本のブランドでも財布の小型化が進んだという。

 「ミュベール」の三つ折り財布は、牛革製で、縦7~7・5センチ、横9・5センチと手のひらサイズ。緑や黄の鮮やかな色で、ハチのモチーフがついたもの(税込み2万1600円)やイチゴの飾りがついたもの(同1万7280円)などがあり、かわいらしい。

 革小物のブランド「エアリスト」の三つ折り財布(同1万2960円)は、軽く、色柄もエレガント。縦約7センチ、横約10センチ、厚み約4センチ。はくの水玉模様を施した商品は、柔らかな羊革製でしっとりと手になじみ、重さはわずか43グラム。シックなヘリンボーン柄は牛革製で重さ55グラムだ。

 「最近は、軽い服や持ち運びやすいバッグなど楽な商品が人気。財布も極小になっています」と、仕入れ担当の江崎由美子さん。クラッチバッグに入る大きさなので、パーティーの場面でも使える。長財布に比べて値段も手頃だ。「明るい色やメタリックカラーなど、存在感ある色の財布を選ぶと、持っていて楽しく、元気が出ます」と江崎さんは話す。

手の中に収まる「小さい財布」(バリューイノベーション提供)
手の中に収まる「小さい財布」(バリューイノベーション提供)

 日本の革職人が技術を駆使して作る牛革財布のブランドが「アブラサス」だ。商品名がユニークで、縦6センチ、横9センチの「小さい財布」(税込み1万1850円~)は、上着やパンツのポケットに収まるサイズ。二つ折りの「薄い財布」(同1万4950円~)は、お金の札と小銭を10枚ずつ、クレジットカードなど5枚のカードを収納しても、厚さ1・3センチ。カードと小銭入れが重ならない構造にし、革の重なりを減らすことで薄さを実現したという。

 長財布のように見えるが、真ん中でたたんで留めると二つ折りになる「旅行財布」(同9900円~)は、小銭やレシートを多く収納でき、紛失対策のヒモが付けられる穴も付いている。東京・表参道の直営店とネット通販で取り扱っている。

 「アブラサス」を展開する「バリューイノベーション」(東京)社長の南和繁さんは、「極力ものを持たないシンプルなくらしが支持され、買い物はキャッシュレスでできる時代。シンプルで無駄を省いた快適な財布が求められている」と話している。

438616 1 ライフ 2019/02/11 05:00:00 2019/02/11 05:00:00 人気がある小財布(4日、東京都渋谷区で)=園田寛志郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190210-OYT8I50019-T.jpg?type=thumbnail

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