[男の家事]【布団干し】羽毛は月1~2、羊毛は週1で

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 できるビジネスマンに質の良い睡眠は欠かせない。自己投資と考え、高級羽毛布団の購入を決断した。できれば毎日、布団を日光に当て、ふかふかの状態で眠りたい――。そう思ったら、店員に「あまり頻繁に干すと、傷んでしまいますよ」と言われた。本当なの? 日本ふとん協会(東京)の常務理事、只野悟さんに聞いてみた。

 人間は就寝中、コップ1杯の汗をかくと言われ、カビや臭い、ダニが繁殖する原因にもなる。布団を敷きっぱなしにせず、カバーやシーツをこまめに洗濯することが大切だ。布団を日に当てればふっくらし、消臭、殺菌される。毎日干した方がよさそうだが、只野さんは「干し方を間違えると、布団の寿命を縮めかねません」と注意を促す。

 例えば、羽毛布団は水鳥の羽根からできている。只野さんは「一般的な綿布団より湿気はたまりにくい。繊細な素材なので、長時間太陽の光を浴びせると、劣化が進む」と説明する。月に1~2回、片面1時間ずつ干せば十分だという。さらに繊細な真綿(絹)布団は月に1~2回、風通しの良いところで陰干しするといいという。

 このように、布団を干す頻度や時間は、種類ごとに異なる。綿布団やポリエステルなどの合繊布団は週に1~2回、羊毛布団は週1回、それぞれ片面2時間ほど干すのが最適だという。いずれも布団の生地を傷めないよう、カバーやシーツをかけたまま干す。

 干す時間帯は、湿度が高めの朝や夕方を避け、午前10時~午後3時の間。前日が雨だと晴れていても湿度が高いことがあるので要注意だ。両面が日に当たるよう、途中で裏返す。時間がなければ、肌に触れている面を優先しよう。

 布団たたきの使い方も問題だ。「強くたたくと生地や中綿を傷めてしまう。ホコリのように見えるのは、壊れて出てきた詰め物で、これも寿命を縮める原因」と只野さん。表面のホコリを軽く払う程度にとどめたい。気になるなら表面に掃除機をかけるのも有効だ。

 布団はベランダや庭などに物干しざおや専用スタンドを使って干すケースが多い。外干しできない場合、窓を開けて風通しを良くしたり、窓際で日に当てたりする。椅子を二つ並べ、布団を広げて風を通せば効果が上がる。かさばって重いマットレスは、掛け布団を外したり、壁に立てかけたりして、少しでも湿気を飛ばす。押し入れなどに収納している場合は開け放って空気を入れ替えよう。

 これから花粉が気になる季節を迎える。布団に花粉が付かないよう、専用の布団干し袋を使う手もある。晴れ間が限られる雪国や天気が悪い日、花粉が大量に飛散している日などは、布団乾燥機があると重宝する。寝る前に使えば温かい布団で寝ることもできる。

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