読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

腕時計、組み合わせ自在 本体とベルト 日本製、匠の技 集結…ブランド「Knot」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

「ベルトを交換して、家族やカップルで楽しむこともできる」と話す遠藤さん(東京・吉祥寺で)=園田寛志郎撮影
「ベルトを交換して、家族やカップルで楽しむこともできる」と話す遠藤さん(東京・吉祥寺で)=園田寛志郎撮影

 時計本体とベルトの組み合わせを自由に選べて、その日の気分や装いによって変えることもできる腕時計がある。手がけるのは、日本の腕時計ブランド「Knot(ノット)」(東京)。ファッション感覚で楽しめる「リストウェア」として、人気を集めている。(生活部 福島憲佑)

 ストップウォッチ機能が付いたスポーティーなクロノグラフにデニム生地、上品な雰囲気が漂うトノー(たる)形に伝統工芸の組みひも……。店内の大きなテーブルに並ぶ本体とベルトのサンプルを手に取り、あれこれ組み合わせてみる。意外にあうものもあれば、イメージ通りにならないものも。試行錯誤を繰り返し、好みの時計を作り上げる。

店内では、時計やベルトを手に取り、組み合わせを確認することができる
店内では、時計やベルトを手に取り、組み合わせを確認することができる

 「2時間近く悩んで買っていく人もいる。でも、みんな楽しそうに悩んでいる」と、社長の遠藤弘満さん(46)は笑う。

 2014年、「安価に、おしゃれな時計を提供したい」と創業した。中間業者を廃すなどして、流通コストを圧縮。流行や個人の価値観を反映しやすいように、本体とベルトを別々に販売しているのが特徴だ。

コードバン(馬革)のベルトを付けた時計
コードバン(馬革)のベルトを付けた時計
栃木レザーの財布やパスケースなども販売している
栃木レザーの財布やパスケースなども販売している

 本体は円、四角、トノーなどの形状や、機械、クオーツといった駆動方式によって計10種類、ベルトはステンレスや革などの素材、デザインの違いで計24種類そろう。色違いも含めると、その組み合わせは4万5000通り以上。セットで1万円台から買える。

工房もあり、一部の時計の組み立ても行っている
工房もあり、一部の時計の組み立ても行っている

 もちろん品質に妥協はない。設計から、部品や素材の調達、組み立てまでを国内で行う。本体のガラスは、スイス製高級時計にも使われる丈夫で傷がつきにくいサファイアガラス。多彩なベルトには、「カイハラ」(広島県)のデニムや、「槙田商店」(山梨県)のジャカード織り、「栃木レザー」(栃木県)の革など、著名な企業のものを用いる。遠藤さんは「腕時計を通じて、多くの人に日本のたくみの技と伝統をアピールしたい」と話す。

 東京・吉祥寺からスタートした店舗は、今では大阪や福岡、台湾、シンガポールなど、国内外計18店舗に増えた。英語で「結ぶ」を意味するブランド名の通り、客と作り手、日本と世界を結びつける時計作りが着々と進む。「顧客も作り手も、社員もみんながハッピーになるものづくりを続けていきたい」

無断転載・複製を禁じます
1531297 0 ライフ 2020/10/01 15:05:00 2020/10/01 15:05:00 2020/10/01 15:05:00 国産の機械式時計を作る「KNOT(ノット」の遠藤弘満社長(1日、東京都武蔵野市で)=園田寛志郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200929-OYT8I50016-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)