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閉塞感吹き飛ばせ、21~22年秋冬東コレは海外組に注目

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 15~20日に行われた2021~22年秋冬東京コレクション。コロナ禍の影響で、いつもは海外でショーを開催しているブランドも参加し注目された。ビューティフルピープルもその一つ。パリコレクションの期間中にデジタル映像で発表した新作などを、4年ぶりの東コレではショー会場で披露した。(生活部 福元理央、梶彩夏)

ピラミッド形と逆ピラミッド形のオブジェが置かれた会場で、世界地図がプリントされたコートを着て歩くモデル(東京都渋谷区)=いずれもブランド提供
ピラミッド形と逆ピラミッド形のオブジェが置かれた会場で、世界地図がプリントされたコートを着て歩くモデル(東京都渋谷区)=いずれもブランド提供

ビューティフルピープル 4年ぶり登場

 ビューティフルピープルが、今季のテーマに選んだのは「ダブルエンド」。デザイナーの熊切秀典さんは「両頭使い」という意味を込めたという。

 「太字と細字がある両端使いの油性ペンのように、上下を入れ替えて、2通りの着方を楽しめる服ができたら面白いと思った」

 裾に大きなフリルの付いたロングドレスは、上下を逆に着ると、首元のフリルが華やかなタイトドレスに変身する。白いブラウスは、首を通す場所を変えることで、全く異なるフォルムになる。同ブランドならではの卓越したパターン技術が見てとれる。

ともにパリコレで発表した映像から。 冨永愛さんもモデルを務めた(右の写真)
ともにパリコレで発表した映像から。 冨永愛さんもモデルを務めた(右の写真)

 熊切さんは「コロナ禍で、これまでの日常がひっくり返ってしまった。だからこそ、この状況をまたひっくり返したいという前向きなメッセージを服に込めた」と話す。

 ショー会場の演出も「逆転」にこだわった。

 上手と下手から分かれて登場するモデルは、ランウェー中央ですれ違う。同じ素材や柄の服を着ているのに、上下が逆さだったり、前と後ろが反対だったりして、シルエットや雰囲気は全く違う。流れるピアノの曲も楽譜の左右を逆にして演奏するという手の込みようだ。

 ショーのやりがいは、見てくれる観客や関わるスタッフ全てが笑顔になれることだという。喜んでもらえることが次へのエネルギーにもなる、とも。

  閉塞へいそく 感が漂う社会状況が続いているが、熊切さんは「着る人に楽しんでもらえる服作りを続けていくことがデザイナーとしての責務」と力強く話していた。

  くまきり・ひでのり  1974年神奈川県生まれ。文化服装学院卒業後、コム・デ・ギャルソンでパタンナーとして経験を積み2004年に独立。07年にビューティフルピープルをスタート。パリコレには17年から参加。

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1953932 0 ライフ 2021/04/01 15:05:00 2021/04/01 15:05:00 2021/04/01 15:05:00 会場中央には、ピラミッド型と逆ピラミッド型のオブジェが配置された(東京都渋谷区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210326-OYT8I50034-T.jpg?type=thumbnail

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