障害がある人との「共創」で新たなアート&デザイン…障害者のアート デジタル美術館〈8〉クロス・カンパニー

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 障害がある人の絵に、デザイナーや料理家、書家などの専門家が味つけをすることで、新たなデザインや商品を生み出してきた(株)クロス・カンパニー(以下クロスチーム)。障害がある人を「チャレンジド・デザイナー」と呼び、プロフェッショナルとの「共創」を通じて新しい働き方や社会との関わり方を開拓してきた。共創した作品は、自販機のラッピングやホテルの内装、商品のパッケージ、レストランの料理など様々なデザインや商品となり、人々の生活に溶け込んでいる。商品やデザインの源泉となるアート作品と、創造されたデザインを紹介する。(紹介文はクロスチームが執筆)

障害がある人の新しい仕事づくりの拠点…障害者のアート デジタル美術館〈9〉Good Job! センター香芝

今本遼太の作品

 神奈川県横浜市在住、1996年生まれ。知的と聴覚に障がいがあり、B型就労支援施設に通う。施設では主にクッキーやサブレを作る職人(パティシエ)として従事。2021年からはクロスチームのメンバーに参加し、ワークショップではスタンプや 刷毛(はけ) などの道具を使った作品を多く制作。

加藤順正の作品

 神奈川県横浜市在住、2001年生まれ。知的障がいを伴う自閉症で、生活介護施設に通う。施設では指導を受けながらボールペンの組み立てなどを担当。クロスチームでは、ビー玉、ゴルフボールなどを使って独特の作品を描くデザイナー。

吉田リリの作品

 東京都品川区在住、2006年生まれ。クロスチームの活動開始時から参加し、ワークショップを通じて数々の作品制作に携わる。絵を描くことがとても大好きな女の子で、花屋動物をモチーフにした独創的な作品が魅力的かつバリエーションが豊富なデザイナー。

フランス料理との融合

「ドミニク・ブシェトーキョー Art Brut DINNER」
 フランス人シェフのドミニク氏は、チャレンジド・デザイナーの作品をみて、その色彩の豊かさに衝撃を受け、そこからヒントを得てメニューを考案した。原画から発想を得た料理と、チャリティーディナーの様子は以下の通り

自販機の外観をデザイン

寄付型ラッピング自動販売機
 寄付型ラッピング自動販売機にデザインを施した。自販機は様々な企業の休憩室や福利厚生スペースに設置されている。各企業は描かれた共創のデザインを通じ、障がい者への理解が広がるように啓蒙活動を進めている。また、売り上げの一部は障がい者への支援に活用されている。

来客用のカップソーサーを彩る

梓設計「カップ&ソーサー」
 株式会社「梓設計」の社会貢献活動「AZUSA CSR」のスタートにあたり、来客用のカップ&ソーサーをデザイン。障がい者のアート作品をもとにデザイナーが工夫を重ねて仕上げたカップ&ソーサーが、おもてなしに役立てられている。

クロス・カンパニー
本社所在地:〒158-0081 東京都世田谷区深沢6-2-17 1階
Web: https://crossteam.jp/

問い合わせはホームページのCONTACT欄から

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