トップモデルになった新井貴子、10年目の挑戦…自身のブランドにかける思い

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 パリやミラノなどの海外コレクションで活躍するモデル、新井 貴子きこ さん(31)が今年、デビュー10年目の節目を迎えた。2月にはファッションブランド「アッシュポール」を本格始動。活動の幅を広げている。(生活部 梶彩夏)

「昔から頑張ったらかなえられるゴールを決めています」(東京都内で)=高橋美帆撮影
「昔から頑張ったらかなえられるゴールを決めています」(東京都内で)=高橋美帆撮影

 身長177センチのスラリとした体に、ミッソーニのカラフルなボーダーシャツとザラのパンツを合わせ、耳元や手首などをアクセサリーで飾る。前髪ぱっつんの黒髪のショートカットでポーズを決めると、さすがの存在感だ。

 「ファッションは私の一部で、自己表現やコミュニケーションに欠かせない。今日は紙面映えを意識し、ばっちり色を入れました」

2021~22年のミキモトのキャンペーン広告
2021~22年のミキモトのキャンペーン広告

 モデルとしては遅咲きだ。大学生の時、姉の勧めでモデル事務所の扉をたたいた。キリッとしたメイクを施し、モード系の真っ黒な服を着てテスト撮影。自身の 変貌へんぼう ぶりに鳥肌が立ち、「モデルしかない。なるからには頂点のパリを目指そうと思いました」。

 海外での活動がパリへの近道と考え、大学卒業後の2013年、シンガポールへ渡り、ランウェーデビュー。見よう見まねでウォーキングを独学し、ジムで毎日10キロ走って体を作った。当時171センチで海外モデルに比べて低かった身長は、「悔しい、伸ばしたいと思っていたら、1年で4センチ伸びました」。数少ない日本人モデルとして活躍し、欧米のモデル仲介業者の注目を集めた。

アンダーカバー(2022~23年秋冬コレクション、ブランド提供)
アンダーカバー(2022~23年秋冬コレクション、ブランド提供)
トモ コイズミ(2020年春夏コレクション)
トモ コイズミ(2020年春夏コレクション)

ドルチェ&ガッバーナ(2018~19年秋冬コレクション)
ドルチェ&ガッバーナ(2018~19年秋冬コレクション)

 14年にオートクチュールコレクションで念願のパリの舞台に立つと、17年にはニューヨーク、ロンドン、ミラノを含めた4大都市コレクションに参加。プラダやドルチェ&ガッバーナ、バルマンなど、著名ブランドのランウェーを歩いた。

 「最高峰の舞台で、最高の服を披露する、最高のメンバーの一員になれる。楽しくて、うれしくて。天職です」

自身のブランドのジュエリーとTシャツを着用
自身のブランドのジュエリーとTシャツを着用

 20年春、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、当時拠点にしていたニューヨークから帰国。ラグビー選手で夫の稲垣啓太さん(31)らとともに、かねて構想を温めていたファッションブランドを設立した。

 手掛けるのは、自身の装いに必須というジュエリーとTシャツ。いずれもシンプルながら品のあるデザインで、素材や着用感を追求している。「モデルならではの目利きや感性をいかし、こういうものが欲しかったといわれるものを提案していきたい」と意気込む。

 コロナ禍で、働き方や自身の見せ方などについて、よく考えるようになった。「変化の大きい時代。モデル業もデザイナー業も、時々のベストを見つけて、最大限の努力と挑戦を続けていきたいと思っています」

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