<速報> 日欧開発の水星探査機、南米ギアナから打ち上げ成功
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    読売新聞の書評担当記者が選ぶおすすめの1冊です。

    『「反日」という病』 木佐芳男著

     刺激が強く、一定の距離を置く必要があるかもしれない。何しろ戦後日本はマインド・コントロールされてきた、と説くのだから。

     特にやり玉に挙げられているのは、連合国軍総司令部(GHQ)と左派メディア。彼らが言論統制やラジオ・映画、東京裁判、共産圏礼賛など、あの手この手で「日本=悪」の論理を示し、国民も半ばすすんでその論理を受け入れたとする。著者はそれを、心理学者へのインタビューなどを通じ、精神医学や心理学の観点から分析していく。

     著者の記す通り、本書は毀誉褒貶きよほうへんが激しいはずだ。だが、戦後日本の歩みを振り返れば、「語るに値しない」と切り捨てていいものか。なぜなら言論界で主流だった「軍靴の音が聞こえる」のような表現の方こそ、間違いだったからだ。(幻冬舎、1900円)(佑)

    2018年07月18日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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