『「反日」という病』 木佐芳男著

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 刺激が強く、一定の距離を置く必要があるかもしれない。何しろ戦後日本はマインド・コントロールされてきた、と説くのだから。

 特にやり玉に挙げられているのは、連合国軍総司令部(GHQ)と左派メディア。彼らが言論統制やラジオ・映画、東京裁判、共産圏礼賛など、あの手この手で「日本=悪」の論理を示し、国民も半ばすすんでその論理を受け入れたとする。著者はそれを、心理学者へのインタビューなどを通じ、精神医学や心理学の観点から分析していく。

 著者の記す通り、本書は毀誉褒貶きよほうへんが激しいはずだ。だが、戦後日本の歩みを振り返れば、「語るに値しない」と切り捨てていいものか。なぜなら言論界で主流だった「軍靴の音が聞こえる」のような表現の方こそ、間違いだったからだ。(幻冬舎、1900円)(佑)

31916 0 記者が選ぶ 2018/07/18 05:20:00 2018/07/18 05:20:00 2018/07/18 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180712-OYT8I50005-T.jpg?type=thumbnail

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