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    読売新聞の書評担当記者が選ぶおすすめの1冊です。

    『おとなの青春旅行』 下川裕治、室橋裕和編著

     今、航空券とホテルだけで観光などがついていない自由行動タイプのツアーや、航空券とホテルをネットで予約・購入して旅立つタイプの個人旅行者が増えている。だが、60歳以上に限ると、食事や観光などがセットになったパッケージツアーで旅行する人の割合が多いのだという。著者らは、時間がたっぷり使え、人生経験を積んできたシニアこそ、個人旅行に手応えを感じるはずと説く。

     ジャズをテーマにしたニューヨークからニューオーリンズへの旅、シルクロードの古都を訪ね歩くウズベキスタンの旅など、列挙されているプランはどれも魅力的だ。第2部には、失敗しないための旅行術も書かれている。本書を片手に旅に出るもよし、参考にしながら旅のプランを練るだけでも楽しそうだ。(講談社現代新書、920円)(十)

    2018年08月15日 05時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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