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    読売新聞の書評担当記者が選ぶおすすめの1冊です。

    『全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略』 藤原洋著

     インターネットの登場以来、日本企業は世界との競争に負け続けてきた。

     今、世界は「第4次産業革命」を目指し、モノをネットにつなぐ「IoT」や人工知能(AI)の活用を進める。ネット時代の起業家でもある著者は、この波に乗り遅れてはならないと説く。

     日本の敗因は、「旧態依然とした構造を規制で保護してきた」こと。その間に、「外来種による日本市場の席巻」がもたらされた。ネット通販大手・アマゾンの拡大はまさにそれを物語る。消費者は古い体質の日本企業より、安く便利な新サービスを選んだ。

     悲観することはない。第4次産業革命の本番はこれから。金融、物流、健康など、日本創生につながる分野は多々ある。実例を挙げて勇気づける。(PHP研究所、1600円)(知)

    2018年09月19日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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