<速報> 「地面師」グループの男女数人逮捕…積水ハウス55億円被害
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    読売新聞の読書委員らによる書評のコーナーです。
    評・宮部みゆき(作家)

    『国宝の解剖図鑑』 佐藤晃子著

     今年の夏休みは本書を参考に、国宝巡りに出かけてはいかがでしょう。この『解剖図鑑』はシリーズで「神社」「仏像とお寺」「建築デザイン」などとあって、本書が最新刊。工芸品や絵画彫刻、建造物から歴史資料まで幅広く著名な国宝を紹介してあり、わかりやすい解説と詳細なイラストが特徴です。美術品や仏像には、所蔵場所や公開期間の情報もついている親切ガイド。まず巻頭の「国宝の基礎知識」を頭に入れたら、あとは自由に興味のあるものから読んでいくのも楽し。二つのコラム「やきものの見かた」「絵の見かた」もいい予習になります。

     イラストは89ページ掲載の阿修羅あしゅら像。奈良・興福寺にあるこの凜々りりしくてミステリアスな仏像の「正面の顔が悲しげ」なのは何故なのか。近年、都内で特別展示されたことがありますが、期間中は連日大混雑! 長時間待ちが当たり前で、泣く泣く諦めた私。奈良まで行きたくなってきました。(エクスナレッジ、1600円)評・宮部みゆき

    2018年07月16日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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