『イタリアの小さな村へ』 中橋恵、森まゆみ著

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撮影=中橋恵
撮影=中橋恵

 過疎に悩むイタリアの小さな町や村。色々と不便でも、美しくて個性ある集落を活用しないと「もったいない」。で、「アルベルゴ・ディフーゾ」、つまり「分散した宿」というシステムが生まれた。

 広場を中心にして、宿の機能をわざと分散させるのだ。フロントはここ、宿泊はこことあそこの建物、夕食は村に一軒のレストランで、朝食はバールで、地元の人々といっしょにカプチーノと菓子パンをというイメージだ。重要なのは住民との交わりで、住民不在の「アルベルゴ・ディフーゾ」なら単なるテーマパークだ。

 限界集落全体を一つの宿に見立てて活性化しようという運動、スローフードの次にスローシティとは、さすがイタリア。スローライフを楽しもう。イタリアの南から北まで、二〇個所のガイドブックは、写真も文章も魅力があって、すぐにでも行きたくなる。

 新潮社 1600円

無断転載禁止
42213 0 書評 2018/10/01 05:20:00 2018/10/01 05:20:00 撮影=中橋恵 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180925-OYT8I50042-T.jpg?type=thumbnail

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