評・川口晴美(詩人)

『黄泥街』 残雪著

無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

19日夕書評3・黄泥街
19日夕書評3・黄泥街

 黄ばんだ空から真っ黒な灰と雨の降り続く町はずれの通り。汚物はあふれ、あらゆるものが腐食し、毒のある虫がいまわり、住人たちの会話はかみあわない。濁った水に押し流されて溶け合う奇怪な夢とうわさと幻想。

 理解も解釈も追いつかないようなすさまじい言葉とイメージの疾走感に圧倒される。中国文学を代表する作家の第一長編。訳者の近藤直子による論考が収録され、読み応えがある。(白水社、1800円)

50368 0 文庫 2018/11/29 05:21:00 2018/11/29 05:21:00 2018/11/29 05:21:00 19日夕書評3・黄泥街 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181119-OYT8I50075-T.jpg?type=thumbnail

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ