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    小説や書き下ろし、オリジナルの文庫などを紹介します。
    評・川口晴美(詩人)

    『江戸東京の明治維新』 横山百合子著

     150年前、人口100万人を超える都市だった江戸はどのような変遷を経て東京となったのか。絵図や日記などを丹念に読み解く語りから、当時の空間の気配が生き生きと立ちのぼる。

     大名や藩士の帰国で人口は激減、景気も悪化する中での町人たちの暮らしと新政府の対応。生き方を変えざるを得なかった旧幕臣、遊女ら多様な視点から、流動する時代が見えてくる。(岩波新書、780円)

    2018年11月29日 05時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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