読売新聞オンライン

メニュー

「自画撮り」子どもに被害

[読者会員限定]
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 SNSなどで知り合った人物に要求され、スマートフォンで自分の裸の画像を撮影・送信させられる「自画撮り」の被害が、子どもの間で後を絶たない。犯罪被害に遭いやすい夏休みを前に、危険性や対策を再確認したい。

 自画撮りの被害は、子どもがSNSで相談などに乗ってくれた相手にだまされたり、脅されたりして、自分の裸の画像を送らされるケースが多い。画像を拡散すると脅され、さらなる被害につながる恐れもある。

 警察庁によると、昨年1年間に摘発した児童ポルノ事件で、被害に遭った18歳未満の子どもは1320人だった。このうち511人、約39%が「自画撮り」の被害だった。中学生が48%で最も多く、高校生は40%、小学生は10%だった。

 対策として、裸の画像を撮影できないスマホも登場した。「ドリーム・トレイン・インターネット」(東京)が販売する格安スマホ「トーンモバイル」では、昨年2月以降の機種に、裸や下着姿といった性的な画像や動画を撮影しても、保存できない機能がついた。子どもにスマホを買い与える親に好評だという。

 政府が今年6月に策定した青少年向けネット利用計画には、通信事業者などが青少年を技術的に保護する措置をとるべきであるとの文言が盛り込まれた。今後、事業者による対策の強化が期待される。内閣府の担当者は「子どもたちには、自分の画像を送る行為は危険だと知ってほしい。様々な施策で被害を防ぎたい」と話している。

無断転載・複製を禁じます
2196443 1 e安全 2021/07/11 05:00:00 2021/07/11 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210710-OYT1I50118-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)