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縦書きは不便、「エンター」キーは小さい…パソコンで日本語を書く違和感

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編集委員 東一真

 パソコンはそもそもアメリカで生まれたものだし、文字を打つキーボードもタイプライターに起源を持つ西洋文化ですね。そのパソコンが世界的に普及して、いまでは世界中どの国の人々も、パソコンでキーボードを使って文書を制作していると思われます。

パソコンではあらゆる言語の文章が入力できる

 例えば、ウィンドウズ10のパソコンでは、あらゆる言語の文字を入力することができます。今回の本題ではないので短くお伝えしますが、パソコンのスタートボタンをクリックし、次いで歯車マークの「設定」をクリックします。出てきた画面で「時刻と言語」を選び、次の画面の右端にあるリストから「言語」を選びます。この画面で「優先する言語を追加する」の左にある「+」マークをクリックすると、右のような画面になりますので、追加したい言語を選んでインストールすればよいのです。アラビア文字であろうと、デーバナーガリー文字であろうと、ワード上で入力できるようになります。

 さて、すでに日本では30年以上のパソコンでの日本語入力の歴史があり、現在では日本語入力が完全に定着した感があります。けれども最近、日本語の入力に違和感を覚え、「あっ、やっぱりパソコンは西洋のものだなあ」と実感したことが2回ありました。

≪違和感1 ワードの縦書きで2桁の数字を入れるのが難しい≫

 ワードは縦書きに文章を書くことができます。左の画像のように「レイアウト」を選ぶと、その下の一番左に「文字列の方向」というのが出てきて、そこから「縦書き」を選べばいいのです。

 ただ、この縦書きのなかで2桁の洋数字を1文字に入れようとしたら、なかなか大変なことになります。たとえば「11日」と縦書きで書こうとしたとします。縦書きで、1文字のスペースに「11」を入れたいのですが、「11」と打って変換しても、縦に1の数字が二つ並ぶか、あるいは横向きの11になるか、あるいは「(11)」とか「11.」となってしまいます。(入力にはウィンドウズ・パソコンで標準の Microsoft IME を使った例です)

 「11」を1文字のスペースに入れるには、「縦中横」という機能を使います。下の画像のように、ワードの「ホーム」画面上にある、ひらべったい「A」の右にある下向きの三角をクリックすると出てきます。横書きしたい範囲、つまり「11」を選択したうえで、「縦中横」をクリックすると、1が横に並び、1文字に入ります。

 変換の選択肢に、縦書きでも1文字に入る「11.」とか「(11)」が存在するのに、なぜ「11」がないのでしょうか? 推測するに、それは横書きには必要のないモノだからです。横書きだと半角入力に切り替えて入れればいいだけです。また、英語の入力ではさらに必要ないものだからでしょう。結局は、日本語縦書き入力に対する配慮が足りないのだと感じています。

≪違和感2 「エンター」キーが小さいキーボード≫

 打ちやすいキーボードを求めて、何度も買い替えています。ある時、アマゾンのサイトでとてもかっこいいキーボードを購入しました。打つ音が小さい「静音」タイプで外国製でした。超薄型でスタイリッシュです。しかし、この買い物は大失敗でした。「エンター」キーがやたら小さいので、しょっちゅう打ち間違えるのです。1か月たたずに使わなくなりました。

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1774885 0 シニアのための編集長コラム 2021/01/16 17:14:00 2021/01/17 11:04:14 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201225-OYT1I50038-T.jpg?type=thumbnail

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