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ちょっと前ですが4月17日のデジライフ面に 「固定電話 携帯回線『4G』で」 という記事を書きました。NTT東日本・西日本がサービスを提供する加入電話(固定電話)を、NTTドコモやKDDIやソフトバンクなど携帯電話会社のモバイル回線に切り替えると、基本料金が大幅に安くなりますよ、という記事です。この記事の掲載の直後、私も自宅の加入電話を、ドコモのモバイル回線に切り替えてみました。すると、料金が約5分の1にまで削減されましたので、きょうはその話を体験記としてお届けしましょう。
定期的に連絡を取るのは義母だけ

我が家もNTT東日本の加入電話を契約していましたが、あまり使っていませんでした。固定電話で定期的に連絡を取るのは、九州に住んでいる私の義母(妻の母)だけ、といっていいでしょう。私も妻も同居の娘も、自分のスマホで電話をかけるので、固定電話というものはほとんど使わなくなったのです。
もう固定電話の契約をやめてしまってもいいのですが、たまには故郷の親戚筋などから連絡もあるわけだし、まあ、あとしばらくはそのままにしておこうと思っていました。
ただし、加入電話は、基本料金として月額1760円(税込み価格、以下同じ)がかかります。県外通話料金も月額数千円かかります。高すぎるなあ、と思っていました。というわけで、NTTドコモがこの春にサービスを開始した固定電話サービス「homeでんわ ライト」に切り替えることにしました。これだと、基本料金が月額1078円と、お安くなるのです。さらに、ドコモの他のサービスを契約している人には割引(セット割)があり、私の場合には基本料金がなんと550円にまで下がるからです。
これまでの番号も引き継げる

紙面でも使った図を左に再掲しますが、「homeでんわ ライト」に限らず、携帯電話会社各社がサービスを提供する固定電話サービスに切り替える場合、現在使っている固定電話機のケーブルを壁のジャックから抜いて、携帯電話会社が提供する「専用機器」に差し込みます。その専用機器にSIMカードが挿してあり、電波で携帯電話回線に接続する――というわけです。これまで使っていた固定電話の番号もそのまま引き継げます。
で、4月の上旬、最寄りのNTTドコモのショップに出向いて、「homeでんわ ライト」の契約をしました。記事でも書いた通り専用機器は1万7820円でしたが、36か月分割払いにした上で、「月々サポート」と称する値引き(36か月に分けて毎月495円ずつ値引きする)があるため、3年以上契約を続ければ、専用機器が実質0円となります。
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