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指滑らせて フリック入力

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 シニア世代がスマートフォンを扱う際に壁となるのは文字入力だという。シニア世代に近づいた記者が、スマホで普及している「フリック入力」を学んでみた。(編集委員 東一真)

スマホ 誤り少なく

 ひらがなのフリック入力は、「あかさたなはまやらわ」の10のキーなどに指を滑らせて入力する。例えば、「あ」というキーをただ押せば「あ」と入力できるが、このキーにはあ行の「い・う・え・お」が隠れている。左に指を滑らせれば「い」、上に滑らせれば「う」、右が「え」、下が「お」となる。

 か行、さ行なども同じだ。50音表をローマ字で考えれば法則が分かる。母音が「a」は押すだけ、「i」は左、「u」は上、「e」は右、「o」は下に指を滑らせる。

三つのポイント

スマホアドバイザーの脇渚さん(左)にフリック入力のコツを教わる記者(東京都大田区のソフトバンク蒲田店で)
スマホアドバイザーの脇渚さん(左)にフリック入力のコツを教わる記者(東京都大田区のソフトバンク蒲田店で)

 法則は分かったものの、実際にやってみると難しい。そこで携帯電話大手ソフトバンクのスマホアドバイザー脇渚さんにコツを聞くと、次のようなポイントを教えてくれた。

◆ポイント1 文字キーを押したらそのまま指を滑らせる

 初心者の間違いとして、指を滑らせる時に一度指をスマホから離してしまう人がいるという。「い」を入力するならば、「あ」を押して、指を離さずそのまま左に滑らせよう。

◆ポイント2 指を払わない

 入力スピードを上げようと指を払ってしまう人がいる。これだと、「い」と入力したつもりでも「あ」になってしまうことがある。最初のうちは、ゆっくりと確実に指を滑らせよう。「慣れてきて、どのくらい指を滑らせれば『い』になるかが感覚的にわかってきてからスピードを上げましょう」(脇さん)

◆ポイント3 カーソルの位置を確かめよう

 これはフリック入力に限らないが、カーソルの位置を確認せずに入力に夢中になっていると、メールのタイトルに、本文を打ったりする。カーソルがどこにあるかは常に気にしておこう。

 脇さんは「フリック入力は指を離さない限り入力されないので、誤入力が少ないのが特徴です。スマホを長く使うならぜひ覚えてください」という。

練習アプリも

「フリックラーニング」の画面の一部
「フリックラーニング」の画面の一部

 一方、フリック入力のトレーニングができるスマホアプリも多数ある。記者は「フリックラーニング」(運営元・カジネット)というアプリを使って練習してみた。アプリ内課金はあるが、基本は無料で使える。

 アプリをインストールして「測定開始」を押すと、「永遠」「プロ」「結集」など単語が、ふりがな付きで次々と表示され、それをひたすら入力していく。60秒で終了となり、その間に入力した文字数、エラー回数などを表示してくれる。記者は最初は、60秒間に9文字しか打てなかったが、1週間後には27文字にまでスピードアップした。

 フリックを練習できるアプリはこのほかにもあるので、自分に合ったもので練習してみてはいかが。

[知っておこう]

 多くのスマホは、入力の途中でも、先回りして入力候補を表示してくれる。例えば「ないか」と打ったら、「内科」「内閣」「内外」などと表示する。入力したい言葉をタップすると、その言葉が入力できる。目指す候補が画面にない時は、候補の右にある下向きの三角印を押せば、その他の候補が表示される場合が多い。

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2139412 1 特集 2021/06/20 05:00:00 2021/06/20 05:00:00 スマホ・アドバイア―の脇渚さん(左)にフリック入力のコツを教わる記者(東京都大田区のソフトバンク蒲田店で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210619-OYT1I50088-T.jpg?type=thumbnail

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