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読売新聞オンライン(YOL)では今月からニュースをより深く楽しむための新企画をスタートさせます。題して、「近未来予想クイズ」! 旬のニュースや話題を題材に、読者のみなさんにちょっと未来を先読みしていただくクイズです。今回は初回ということで、正解者の中から100名によみぽ1000㌽をプレゼントします。
初回のお題はこちら。
◆ 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の5月のホームラン数と投手としての勝利数の合計は?
(1):5以下
(2):6~8
(3):9~11
(4):12~14
(5):15以上
締め切りは5月11日(水)。近未来予想クイズの応募はこちらから
大谷翔平担当記者から予想のヒント!
野球も大谷選手も大好きだけど、予想をするのは難しい!という方のために、大谷翔平選手を取材する運動部の大リーグ担当にヒントをもらいました。予想の参考にしてみてください!
昨季は6月に月間13本塁打 「大谷ルール」もアーチ量産へ追い風

5月は打者・大谷にとってアーチ量産のターニングポイントとなる。昨季は3試合連続を含む月間7本塁打で徐々に調子を上げて、6、7月と2か月連続で月間最優秀選手を受賞する<絶好調期>につなげた。今年は9~11日に昨季6戦4発と相性のよかったレイズとの本拠地3連戦が組まれ、月間13本塁打を放った昨年6月のような大活躍も夢ではない。
本塁打増の追い風になりうるのが、今年から導入された「大谷ルール」と呼ばれる新規則。先発投手が指名打者(DH)を兼務できるようになり、降板後もDHで出場を続けることが可能になった。4月の4登板はいずれも大谷ルールを活用し、降板後も退かずにDHとしてフル出場。開幕から主に1、2番で起用されていたこともあり、大谷の4月の打席数はリーグ3番目に多い「95」に達した。単純な打席数増の恩恵はもちろん、大谷自身が「起用される側としても(降板した)後のことを考えずにアグレッシブに攻められる」と語る新ルールも本塁打増のカギを握りそうだ。
「投」では4月だけですでに2勝、さらなる飛躍の予感

一方の「投」はどうか。シーズン9勝の昨季は、4月1勝、5月0勝と、序盤はなかなか白星が伸びなかったが、今季は4月だけですでに2勝を挙げている。特に今季初勝利を挙げた4月20日のアストロズ戦では、六回一死までパーフェクトの快投を演じ、メジャー自己最多タイの12奪三振。160キロに迫る直球にスライダー、スプリットの切れ味は圧巻で、メジャー屈指の先発右腕の力強さが際だった。昨季の投手・大谷は、右肘靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)から本格復帰1年目。故障が癒え、さらなるトレーニングを積んだ今季はよりいっそうの飛躍を予感させる。
エンゼルスは5月に28試合を予定。大谷は、投手としては7回無失点で今季3勝目を挙げた5日を含め、多ければ5試合程度の登板が見込まれる。1日のホワイトソックス戦では、一塁に走った際に右脚付け根の張りを訴え、途中交代。コンディションに万全の注意を払いながら、昨年に続く「二刀流」でのフル回転を目指していく。
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