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    30代、40代女性の恋の悩みに、恋愛・結婚・人間関係コンサルタントの木村隆志さんがアドバイス。

    「ブスにすら負ける」ようになった美人の私。何がよくないの?

    30代の同世代女性にも負けてしまう

     「自分で言うのもなんですが、美人と言われていたのに、最近はブスにすら負けてしまうようになりました。何か原因はあるのでしょうか?」

     今回の相談者・知世さん(仮名、34歳)から送られてきたメッセージは強烈でした。しかし、彼女の話を聞いていると、その原因が少しずつ明らかになってきたのです。それは知世さんだけでなく、多くの30代女性にも当てはまることでした。

     知世さん「大学卒業後に、会社受付、ウェディング・プランナー、百貨店販売員の仕事をしてきました。受付のときは取引先の男性から10人以上誘われましたし、プランナーのときも、同僚や出入り業者だけでなく新郎からも口説かれましたし、販売員になってからも、そんな感じです。『美人』と言ってもらえて誘われることが多かったですし、30代に入ってからも、そういうことが何度もありました」

     木村「でも、知世さんが『ブス』と感じる女性に負けてしまう機会が増えた?」

     知世さん「20代の女性ならまだしも、30代前半の同世代にも負けてしまうことが増えたんですよ。しかも、全然かわいくない子なので、納得がいかなくて……」

     木村「どんな場でどんな負け方をしているのですか?」

     知世さん「一番多いのは飲み会ですね。今も百貨店で働いているので、合コンから社内外の親睦会や打ち上げまでいろいろあるんですけど、以前のように誘いの声がかからなくなりました。あとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の婚活アプリですね。顔写真をアップしているし、男性から好かれそうなことも書いているのに、うまくいかないんですよ」

     木村「婚活もやっているんですね。結婚願望はどれくらいありますか?」

     知世さん「『いい人がいたら結婚したい』と思っています。『絶対にほしい』とまでは思っていませんが、子どもを産んでみたい気持ちもあるので」

     木村「『いい人』とは、どのような男性のことですか?」

     知世さん「別に(すご)いイケメンが好きなわけではないので、それなりにおしゃれとか、背が高くてスリムとかであれば、ふつうくらいで十分です。ただ収入は、もし私が子育で働けないときも、生活のレベルを下げなくてもいいくらいあれば、うれしいですね。あと、性格は人の話が聞けて穏やかなタイプが私とは合うと思っています」

    20代・30代女性は実年齢で判断される

     木村「知世さんにとって大切なのは、まず『以前のようにモテなくなった』『ブスにすら負けてしまう』と感じている理由を知ること。自分で何か思い当たるところはありますか?」

     知世さん「確かに年齢は上がっていますけど、見た目は『若々しくて変わっていない』と言ってもらえますし、自分でもそう感じますし、ほかの同年代女性と比べても結婚に焦っていないので、とっつきやすいと思うんですよね。だから正直なところ、よく分からないです」

     木村「おっしゃるように知世さんの見た目は、それなりに若々しさや美しさを感じさせるところがあります。ただ、恋愛・結婚を考えたときに重要なのは、『男性がどう見ているか』という本音。多くの男性は、20・30代の女性は“実年齢”、40代以上の女性は“見た目年齢”を重視する傾向があります。分かりやすく言うと、30代の女性は、見た目年齢ではなく実年齢で見られやすいため、20代の女性と比べると不利なので、それ以外のところで勝負したほうがいいということです」

     知世さん「何で30代女性は、見た目年齢で見てもらえないんですか?」

     木村「男性たちは、20代と30代の間に境界線のようなものを引いていて、『20代女性は気楽で未熟、30代女性はシビアで成熟』のようなイメージを抱きがちです。だから30代の女性と聞くと、『シビアだな』『しっかりしているだろう』という目で見ますし、『結婚を迫られないか』と警戒心を持たれたり、『年齢の割に気を使えないな』とマイナスギャップを感じられたりしやすいところがあるんですよ」

     知世さん「何か、納得いきませんね。20代女性だって結婚願望が強い人もいるじゃないですか」

     木村「おっしゃる通り、実際は20代女性にもシビアな女性は多いのですが、男性たちは『まだ若いから』というイメージだけで、気軽に声をかけやすいと感じるものです。もちろん、声をかけたところで男性たちの思い通りに進むわけではありませんが」

     知世さん「じゃあ、実年齢で見られる30代女性が勝負したほうがいい、“それ以外のところ”って何ですか?」

     木村「それは、まさに知世さんのウィークポイントと思われるものです」

    ――30代女性が勝負すべきところ、知世さんのウィークポイントとは、どんなものなのでしょうか。

    2018年07月09日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    プロフィル
    木村 隆志   (きむら・たかし
    コンサルタント/コラムニスト。ティーンから中高年世代まで、幅広い年齢層の相談を受け続け、コンサル数は対面だけで通算2万組超。また、各メディアに毎月20本強のコラムを寄稿している。最新刊は『独身40男の歩き方』(CCCメディアハウス)。その他の著書に『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』(同文館出版)、『話しかけなくていい! 会話術』(CCCメディアハウス)、『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)、『好感度がアップする プラスひと言会話表現605』(こう書房)、『友活はじめませんか? 30代からの友人作り』(遊タイム出版)などがある。
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