オードリー・春日の結婚に感動できない。長年待たされた女性の不満

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あまりに状況が似ていてゾッとした

 オードリー・春日俊彰さんのプロポーズがバラエティー番組で公開され、話題を集めています。春日さんと同い年の女性は、オードリーがブレイクする前からの知り合いで、10年間の交際を実らせたこともあって「感動してもらい泣きした」「素晴らしいカップル」などの声が続出。しかし、ネット上のコメントを拾っていくと、「素直に祝福できない」という女性も少なくないようです。

 その理由として挙げられているのは、「春日さんのファンだから」などの嫉妬ではなく、「彼女が40歳になるまで10年間も待たせた」こと。実際、私のところにも、似たような状況にある愛海さん(仮名、35歳)から連絡がありました。愛海さんは「私も春日さんの恋人と同じように、10年間待たなければいけないということでしょうか?」と困惑していたのです。

 愛海さん「彼(35歳)と付き合い始めて、もうすぐ7年になります。私たちも同い年のカップルなので、春日さんたちのエピソードを聞いたとき、あまりに状況が似ていたのでゾッとしてしまいました。だから、『私もあと3~4年待たなければいけないの? それは絶対に嫌だ』と思ったんです」

 木村「同い年であること、交際期間が長いこと、プロポーズを待ち続けていることが同じだったというわけですね」

 愛海さん「春日さんは、『この先の普通の日を一緒に普通に過ごしたいです。結婚してください』と泣きながらプロポーズしていましたが、『泣くくらいなら何でもう少し早く言えなかったのか』とか、『これまでだって普通の日を普通に過ごしていたはずなのに、何でプロポーズできなかったのか』とか思ってしまうんですよ」

 木村「春日さんと自分の恋人を重ね合わせて見ていたんですね。確かに交際や結婚に対して、春日さんのように女性を待たせてしまう男性は少なくありません」

 愛海さん「春日さんは『結婚で何かが変わるのが怖かった。長い間待たせてごめんね』と言っていたんですよ。それに相方の若林(正恭)さんも、『春日は変化を嫌う人だから、勇気が必要だったんだろうな』と言っていました。私の恋人も、行きつけの店ばかり行きたがるし、そこで同じメニューばかりを食べるとか、変化を嫌うようなところがある人なので、『やっぱり、そういう人は結婚までの時間がかかるのかな』と落ち込んでしまったんです」

 木村「愛海さんの恋人が変化を嫌うタイプだから結婚話をしないのかは、彼に聞いてみなければわからないでしょう。愛海さんご自身は、なぜ彼と『早く結婚したい』と思っているのでしょうか?」

 愛海さん「もう7年間も付き合ってきたわけですから、他の男性は考えられないし、お互いの家を行き来するような生活を続けているので、結婚してもお互いそんなに変わらないと思うんですよ。生活費も安くなるし、子どもだってほしい。『早く結婚したい』というより、これ以上待たされる意味がわかりません」

独身男性は妊娠・出産の知識があまりない


 木村「なかでも35歳という年齢を踏まえると、『子どもがほしい』という点が大きいのではないですか?」

 愛海さん「(間髪入れずに)そうなんですよ。春日さんはまるでギャグのように『春日のDNAを残したい』と言っていましたが、『だったら何で早く結婚しなかったの? 40歳になってからそんなことを言っても彼女にプレッシャーを与えるだけでしょ』と怒りを覚えました。だって女性の卵子は老化するし、数も減ってしまうし、妊娠の可能性は減る一方ですよね」

 木村「春日さんはそういうことをあまり知らなかったという可能性もあるかもしれませんね。そういう独身男性は少なくないですから」

 愛海さん「(やや語気を強めて)知らなかったとしても、彼女の気持ちを思えば、あんなことは言わないほうがいいと思うんですよ。不妊治療や高齢出産のリスクとか、大変な思いをするのは全て女性ですから」

 木村「確かに加齢とともに妊娠・出産の可能性は減り、一方でリスクは上がりますし、男性たちの理解が足りないと言えるでしょう。その点、愛海さんの恋人はどうですか? 彼と妊娠・出産に関する話をしたことはありますか?」

 愛海さん「正直言うと、『子どもは絶対にほしい』と言ったことがあるだけで、それ以上の話はしていません。でも、『絶対に』という強い意思を伝えられたので、彼もある程度、わかってくれていると思いますが……」

 木村「『彼がどこまで愛海さんの気持ちを理解しているか』は聞いてみなければわかりませんが、結婚を急ぎたい以上、『わかってくれていると思う』というあいまいなスタンスはやめましょう。たとえば、『なぜ早く結婚したいか』『なぜ子どもがほしいか』『いつまでに何をするべきか』を彼に伝えられたら、話が進む可能性は高くなるはずです。自分からそういう話を切り出してみてはいかがでしょうか?」

 愛海さん「(首をひねりながら)私も女ですから、できれば彼から言ってほしいんですけど……。もう35歳なので、そういう考えは捨てたほうがいいですか?」

 木村「決して年齢の問題ではなく、愛海さんは『結婚したい』『結婚話を切り出してほしい』という二つの願望を(かな)えようとしているので、これは自分にとって都合が良すぎるということです。それが叶うのは相手も同じタイミングで『結婚したい』と思っていたケースのみですし、すでに7年間も待たされている愛海さんは期待しないほうがいいでしょう」

 愛海さん「(確認するように)私が『結婚したい』という願望を叶えたいのなら、『結婚話は自分から切り出したほうがいい』ということですか?」

 木村「(うなずきながら)『結婚したい』という気持ちの強さがシンクロするカップルはそれほど多くありません。『今の私たちなら、どちらが話を切り出すべきなのか』と考えて、『私がそうしなければ話は進まないな』と思ったら迷わず行動しましょう」

 愛海さん「でも、どうやって彼を説得すればいいのでしょうか? もし彼から『まだ結婚したくない』と言われたらどうしようと思ってしまうんですよ」

――愛海さんは、交際7年が過ぎても結婚話を進めようとしない彼をどう説得すればいいのでしょうか?

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555525 0 人生100年時代の恋愛指南 2019/04/29 05:00:00 2019/04/29 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190423-OYT8I50046-T.jpg?type=thumbnail

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