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[My Answer]どうする?子育て…「副担当」脱し パパも積極的に 安藤哲也さん 57 NPO法人「ファザーリング・ジャパン」代表理事

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1962年、東京都生まれ。1女2男の父。出版社や書店勤務などを経て、NPO法人「ファザーリング・ジャパン」を設立。厚生労働省の「イクメンプロジェクト」の顧問も務める。
1962年、東京都生まれ。1女2男の父。出版社や書店勤務などを経て、NPO法人「ファザーリング・ジャパン」を設立。厚生労働省の「イクメンプロジェクト」の顧問も務める。

 育児を「義務」に感じてしまう父親は、どこかで「妻が主担当、自分は副担当」って思っているんじゃないですか。仕事と一緒で、指示待ちでいるとレベルアップしないし、おもしろくもなりません。積極的に育児に関わることで、人生がずっと豊かに、楽しくなると思っています。

 僕自身は、大学4年~中学1年の3人の父親です。育児はフルタイム勤務の妻と分担で、僕は1人目が生まれる前から、男性向けの育児本を探して勉強しました。勤め先の書店で、子どもをおぶってレジに立ったこともありますよ。

 ただ、失敗もあります。おむつ交換の時に「うんち」だとわかると、妻を呼んでいたんです。「これは僕の仕事じゃない」と思っていたんですね。ある日、妻にそりゃあ怒られました。そこで毎朝のおむつチェックを僕の役目にすると、子どもの体調がわかるようになりました。「熱が出そうかな」と思ったら、保育園の連絡帳に「気をつけて見てください」と書いたりもしました。

 子育てする父親を支援しようと、NPO法人「ファザーリング・ジャパン」を設立したのは、2006年のことです。約400人の「パパ会員」がSNSやイベントで交流しています。昔と違い、育児にやる気のある人が増えています。でも、何をすればいいかわからず、困っているんです。

 自治体などの「産前教室」は母親が対象で、内容も母親向けというのがまだまだ多いです。出産前にパパも育児の知識を得られる機会がもっと必要です。

 僕たちの団体では、パパとママ2人に向けた産前教室に力を入れています。育児の基本知識はもちろん、妻が夫に望むことを学ぶなど、「夫婦2人での子育て」を考える内容です。

 子育ての期間は限られています。笑顔で過ごせるパパがもっと増えてほしいですね。(聞き手・小沼聖実)

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1240318 1 子育て 2020/05/26 05:00:00 2020/05/26 05:00:00 父親の子育て支援について語る「ファザーリング・ジャパン」の安藤哲也代表(7日、千代田区の読売新聞社で)=奥西義和撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200525-OYT8I50090-T.jpg?type=thumbnail

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